茨城支社の営業担当、瀬谷 涼介さんと、ソリューション担当の小澤 美嘉さん。
時間をかけて個人の技術を磨き、必要なタイミングでサポートしあうお二人から、自立の先にあるチームプレーについて伺いました。
左から安田伸弘所長、瀬谷 涼介さん、小澤 美嘉さん

本日はありがとうございます。
それではせっかく安田所長にもご参加いただいておりますので、最初にこちら牛久営業所のチームについて、どんなチームかご紹介いただけますでしょうか。
そうですね。ここの営業所は、各個人が生き生きと活躍した上で、有機的につながっていくスタイルを目指しています。一人一人の活躍をベースに、強い個が力を発揮しながらチーム戦を勝ち抜いていく、それができるメンバーが揃っていると思っています。その先頭が瀬谷さんかな。


ありがとうございます。では、早速牛久営業所を引っ張っている瀬谷さんから...
牛久営業所といえば、2019年の販売開始以来、ずっとEDWを毎月一本は販売していらっしゃるリコージャパンでも唯一の拠点とうかがっています。
今日はその秘訣を、牛久営業所を引っ張っている瀬谷さんからうかがえればと思います。
最初にここまでのご経歴などお聞かせいただけますか。
全員がスポットライトを浴びるチーム
私は2008年の4月入社です。
これまでずっとエリア層というか、AA層向けの営業担当として、基本的にはつくば営業エリアでの仕事がメインでした。このエリアで、直売もそうですが、パートナーさんがいらっしゃるようなお客様も含めて、担当させていただいております。


そうすると、18年くらいのキャリアということですね。地域密着型で営業をご担当されてきた中で、どんなことを大事にしてこられましたか。
そうですね。リコーも取り扱う商品が多いので、お客様との間では「あれ持ってきて、これ持ってきて」みたいなコミュニケーションが多くなるのもよく聞くんですが、私自身はお客様と一緒に仕事を作っていくという姿勢を大切にしています。
地域柄もありますが、お客さまの方が強い、という関係性もよくあるかと思うんです。
そうではなくて、私は「一緒に仕事をつくるビジネスパートナー」として、意見交換をして提案をするようにしています。


どちらが強いということではなく、対等な関係で、ということですね。
はい。しかも、Speedocはじめ、EDW製品などはいまや営業だけがすべて販売するというわけにもいきませんので、サービス区のメンバーやソリューション担当の方にもスポットライトが当たる、様々な役割のメンバーに注目が集まる戦い方ができればと考えています。
そういう意味で今日は小澤さんにもきていただきました(笑)
営業だけではなく、チームのみんながスポットライトを浴びる瞬間を作っていきたいですね。


チーム全員でということですね。では、スポットライトが当たるメンバーのおひとり、小澤さんも自己紹介をお願いします。
私は2006年に入社しました。
入社した頃からソリューション営業部に所属しておりまして、3年目くらいまでは、画像とは全く関係ないITインフラ周りの製品の担当をさせてもらっていました。
その後、入社4年目ごろに画像製品の方の担当になりました。


2006年入社ということは、Speedocは誕生の頃からお世話になっている感じですね。
そうですね。歴代のご担当の方と一緒に、Speedocの変遷をみさせていただいています。

お客さまへ紹介しやすいSpeedoc

誕生から見守っていただいている小澤さんから、当然複合機には標準のスキャナもある中で、Speedocをご提案していく際の印象からお聞かせください。
Speedocは一番紹介しやすいサービスです!
やはりお客さまの電子化へのニーズは引き続き高くて、その精度はもちろん、いかに簡単に、スピーディにできるかというところを重視されていますので、そういった意味で紹介しやすい商材と捉えております。


瀬谷さんはいかがでしょうか?
以前からあるSpeedocの買い切り版の時にもけっこう本数を販売させていただいていたんですが、その時はスキャンがスムーズに運用できるスキャナーツールといったポジションでご紹介しておりました。最近EDW版になってきてからは、AI機能やクラウド連携など、お客さまと話しやすい機能が加わったなというとても良い印象をもっています。


少しでもご提案いただけるよう頭を悩ませている中、温かいお言葉、ありがとうございます。
牛久営業所では、EDWの販売を最も長く継続されている、とうかがいました。近年のEDWといえば電帳法の証憑電子保存サービスがものすごく勢いがあったかと思うのですが。
これも瀬谷さんがTOPセールスですよ(笑)


そうでしたか。。。
証憑保存サービスの場合は、これ、いかがですか?という直接的なご提案だけでなく、ちょっと変化球から入って、電子化などとセットでいかがでしょうか?といったやり方もありました。
また一度ダメでも半年後に再度、といったご提案もしやすかったなというのが2、3年前ですね。


お客様もいずれは対応が必要になりますからね。その辺は粘り強く提案される?
しつこいなと思われたかもしれませんが(笑)折を見て話題に挙げるようにはしていました。

お客さまの業務の流れをしっかり把握

Speedoc以外のEDW販売も引っ張っていらっしゃるということで、小澤さんからご覧になって、EDWをご提案する際の瀬谷さんの印象を伺ってもよろしいですか。
商談に同席することもありますが、瀬谷さんはお客さまの業務の流れをしっかり把握されているのが印象的です。
その中で浮かび上がる課題に対して「EDWで何か改善できないか」と結びつけて考えて、お客さまの課題解決へとつなげていくんですよね。


数多くいらっしゃるお客さまの業務を把握するのは大変だと思いますが、素晴らしいですね。
お客さまのお話を聞きながら「こうなったらもっと便利になりませんか?」というように一声かけるんです。そこに対してリコー製品だったり、他社製品、何か使って改善できないかと常に考えている、というのが私の印象ですね。


お客さまの課題を解決する選択肢としてEDWを常に考えていらっしゃる方なんですね。
それではご本人、瀬谷さんに、EDWをご提案される際に、今出たお客様の業務をよくご覧になるということ以外にも、とくに気をつけていらっしゃることはございますか。
主に月額でのお支払いがメインとなるEDW版では、費用面で提案しやすくなった反面、解約されやすくもなったということでもあるので、解約されないようにフォローをしっかりすようにしています。
提案時は解約できることもメリットとして伝えているんです。「まずは使ってみて、あわなければ解約できます」と。


心理的なハードルを下げると検討しやすくなりますもんね。
そうですね、そこで購入してくださったお客さまが本当に簡単に解約に至らないように、役立てていただくサポートを心がけています。
買い切り版しかなかった頃は、買ったけど使わなくなっちゃったよという残念な声をうかがうこともありましたので、EDWではそういうことがない分、販売した後も、お客様のお仕事の中で使っていただけるシーンを意識することは心がけています。


お客さまのフォローまでしっかり考えられているんですね。
お客様の業務をよく理解するという点でもコミュニケーションも大事にされているんですか?
基本的にAA層のお客様が多いので、事務所の中の見えている範囲でのお声がけなんかはさせていただきますし、ご提案は社長さんにさせていただくことが多いですが、あえて社長さんじゃない方のお困りごとを聞いたり、ということはありますね。


そういう中で、書類の書き写しがあるな、とか、結構時間がかかる作業をされてるな、なんていう気付きがあると、それが瀬谷さんのご提案のネタになるわけですね?
そうですね。決裁権のある方に実際にご提案する際に、「あの方がこの報告書でご苦労されてました」なんていうお話ができると、もうそれはリコーからの提案云々ではなく、お客様の社内課題になりますので。そうすると最終的に社長に響きやすかったりすることもあります。


今まで瀬谷さんが溜めてこられた「気づき」の中でこれは覚えている、というものがあれば教えていただけますか?
Speedocのものでなくてもかまいませんか?


もちろんです。
電帳法の宥恕期間が終わって、証憑の電子保存が義務化されたとき、ある程度規模の大きいお客様で、電子発行する文書のアップロードが大変、という話を聞きました。支店によっては月に500件もアップロードされていたとのことでした。
「これで困ってるんです」「これだけで残業してるんです」という声がありました。


そこが楽にできるサービスがあればすぐ提案したいところですね。
あとはSpeedoc絡みで言うと、手書きの文字の読み取りに苦労しているという話も聞きますね。市場の方なんかはまだけっこう手書きが残っているようで。
そういったお話があった際は、Speedocも含めたいくつかツールをご紹介するようにしています。


常にアンテナをはって、提案へ繋げることができるように意識されているんですね。
うまくいった商談

では、今までで一番上手くいった商談のお話をお聞かせください。
事前にお話はいただいていたので、今年あったSpeedocの商談のお話をさせていただきます。


お気遣いありがとうございます。担当営業が泣いてます。
一番最初は、7年くらい前に、建設業がメインで、競合の複合機をお使いのお客様からご提案の機会をいただいたんですね。
その際に声をかけていただいたのが「FAX連携できることが条件」ということでした。
DocuWorks連携などもありましたので、そこでSpeedocを、当時は買い切り版で活用させていただいて、一部ではありますが初めて4台一括で受注できたんです。


Speedocの特徴の一つがお役に立てて何よりです。
そして今年の2月から3月頃に、期間満了ということで改めて再度提案のチャンスをいただけ、その時に今回はEDW版の話をさせていただいたんです。
前回は買い切り版だったので初期の費用が膨らみますが、今回はEDW版で必要な分を月額の形でご利用いただけます、それがサブスクのメリットです、と説明しました。
全体として台数減の商談ではあったのですが、リコーとしては台数が減ることなく継続してご利用いただくことができました。結果としてマイナスにならずに利益改善にもつながりました。


ありがとうございます。
商品特性をきちんとお伝えいただいて、有効活用いただき我々としてもうれしいです。
人手不足で苦労した経験

反対に、失敗したこと、つらかった経験などはありますか。
人手不足で一人ひとりのお客さまに十分な時間をかけることができず、フォローしきれなかったことがあります。


時間はどうしても限られてしまうので、多くの営業マンが経験する悔しさですね。
経験値が上がってくると会社から期待されていることも増え、業務量も増えますもんね。
そうなんです。
若手の頃は作戦を練る時間というか、じっくり考える時間が今よりたくさん持てていたなと思います。
時間がないとどうしても、雑になってしまうこともあります。数字を意識して優先順位を変更しなければいけないこともあったりして。


取扱製品も多くなってきますもんね。
その経験から今に活かせていることはありますか。
なるべくお客さまとの関係力を維持する活動を意識するようになりました。関係力があれば、時間が短くても信頼関係は崩れません。
あとは、ある程度自分で判断できるスキルというか、先伸ばしにしないスキルを身につけることも意識しています。


顧客関係力のお話は他の営業担当インタビューでも聞いたことがあります。リコーの営業マンが大切にされていることなんですね。
逆に小澤さんがソリューション担当として、商談に参加される際に大切にされていることはございますか?
様々な経験をしっかり振り返り成功体験に繋げます
成功を焦りすぎない
そうですね。例えば「電子化」という課題までは、営業の方で浮かび上がらせることができたとして、それを一気にやろうとすると、お客様によっては、いきなり巨大な壁に感じられてしまいます。


ペーパーレスで挫折したり中断されて放置されたり、というケースも耳にしますね。
ですので、ご提案の際には、営業からお伝えしたとおり電子化には様々な方法があるんですが、全部を一気に電子化するということはおすすめはしていないんです。
まずは、紙でなくてはいけないもの、電子化されると便利になるものを分けて、段階を分けて、ステップを踏みながら電子化していくという方法でお手伝いさせていただいてます。

Speedocの活用シーン

ありがとうございます。
最近の営業活動の中で、Speedocにふれるとすると、どんな場面でのきっかけが増えていますか?例えば画像切り出し(領収書スキャン)の機能を使っての証憑管理みたいなケースは出てきていますか?
そうですね、電帳法に対応した証憑の電子保存という点では、既に証憑電子保存サービスをお使いのお客様に、これを機に電子化を進めませんか?というお話をさせていただくこともありますね。


ニーズにピタッとSpeedocがハマるお客さま、いらっしゃいますか。
いらっしゃいますね。業種によっては不定形の書類の保存が必要なお客様もいらっしゃいますので。「電子保存やってみるよ」なんてお客様にはご提案させていただいています。


Speedocとしては色々な機能があって、あれもできます、これもできます、と言いたくなってしまうんですが、それだけでも月3,000円の価値になったりするんですね。
やっぱりお客様には、自分たちの手間を減らしたいという明確なニーズがありますので。


現場からのお話は本当に参考になります。
小澤さんはSpeedocの提案の際はどのようなお話をされますか。
私はあまり「OCRしてMSオフィスに変換ができます」というような切り口でのご紹介はしていないんです。けっこうずっと。


なるほど。どういった訴求になりますか?
「スキャンをする過程をなるべく楽にできる」「スキャンしたものが簡単に見られる」というSpeedocの基本機能、フォルダに分けることができて、リネームができるというところをメインにお話しています。
そこから派生すれば、OCRだったり、画像切り抜きだったりを紹介していきたいなとは思います。


基本的な機能にポイントを置いてご紹介いただいて本当にありがとうございます。
Speedocでお客さまの課題解決ができなかった時

例えば、できそうだったのに、Speedocでお客さまの課題を解決できなかった時の例などあれば、教えていただけますか。
一つ思い当たってしまいました...


ぜひお願いします。
エクセル変換などのオフィス変換のニーズに応えられますよ、とうことでSpeedocを販売した営業担当がいたんです。
ところが、そのお客さまが、もう紙のものが本当にそっくりそのまま変換できると思ってしまっていて、実際に使用してみるとレイアウトは崩れるし、想定と違う、という話になったそうなんです。


完全に同じ見た目にできると認識されていたんですね。
そうなんです。そこで初めて私の方にヘルプが来て、実際にお客さまのところへ行ってお話を伺うことになりました。
解像度ですとか、表の出方ですとかを設定変更し、少しは精度は良くなったんですが、お客さまは100%を求めていらっしゃったので、「使えないから解約するわ」と。


そうだったんですね。100%を想像されていると、OCRの読み取りにも、オフィス変換にも落差を感じされてしまうかもしれないですね。
それはやっぱり、紹介の仕方を再考するキッカケになりました。
「100%ではないんだよ、だけどこういったところで役に立つんだよ」と訴えられるかが大事と言いますか。
私からも営業担当に事前に伝えて、同じことが起こらないようにしたいと思っています。


一つひとつの事例から次にどんどん活かしていらっしゃる点も、ご提案の精度を上げるのに貢献してるんですね。我々からのご提案でも参考にさせていただきます。
Speedocを本当にお客さまに役立つものにするために真剣に考えてくださっています
牛久営業所の熟練されたチームプレー

次は、牛久営業所の仕事のスタイルについて教えてください。
EDWの販売を長く続けていらっしゃるということは、営業である瀬谷さんがアンテナをめぐらせているのはもちろんのこと、小澤さんのようなソリューションの方、サービス担当の方など顧客接点のあるみなさんがそれぞれ幅広く対応力があることが重要なのかな、と思います。
例えば、瀬谷さんのソロで進む商談と、誰かの力を借りながら進めるチーム商談だとどちらが多いですか。
ちょっと変わっているかもしれませんが、私の場合は最初にお客様からお話をうかがうのは自分でやります。そこで話を聞いてきて、これはちょっと自分だけでは無理だと思ったら、小澤さんや仲間に依頼して同行してもらうことが多いです。


なるほど。瀬谷さんが一人で解決できることも当然あって、それもどんどん増えているんでしょうが、まずは一人で受け止めると。
そうですね。例えば業種を決めて攻略していくというような場合に、(その業界に特化した製品を持つ)メーカーさんにお手伝いいただいたりといったことはありますが、普通の営業だと、まずは自分で企画というか、どういうご提案をしようかを決めていくことが多いです。


例えば今、実際に営業活動をされていて、純粋な新規と言いますか、今までお取引のないお客さまのところを攻めにいくのはどのくらいありますか。
1日の営業活動の中で、新規の営業をしていこうということは営業全体で言われていることではありますが、実際には、割合で言うと正直それほど多くはないですね。
ただ、客先にいったついでに近くの会社に新規に飛び込んで、と言うのは一日、1件2件やります。


新規の飛び込みということで、大変そうだなと感じますが、コツはありますか。
継続が大切ですね。関係値がだんだん良くなってくるのが経験としてわかってくるので。最初、断られるところから始まったとしても、名前は憶えてもらえなくても、だんだんリコーだなと認識してくれるようになるんですよね。
「何しに来たの?」というところから、だんだん仲よくなることもありますし。


受け入れてもらえたなと感じる瞬間は嬉しいでしょうね。
そうですね。本来訪問した目的とは違う話で盛り上がって商談に繋がったりもします。
そういう時の方がスピードも速かったりするんですよね。


ご経験ありそうですね。
つい先日のお話なんですが、建設業を飛び込みで攻めようということになったんです。
実際にうかがってみたら、準備していた業界特化のソフトウェアの話にはならなかったんですけど、複合機とパソコンの話に展開しまして。
その時聞いたお話を基に、今週、小澤さんに同行いただいて、もうその場で社長にOKをいただくことができました。


素晴らしいですね。まさにチームプレー。
そうですね。チームプレーの強みがでましたね。

連携のポイントは独立した個々

営業さんのソロプレイで始まって、見事なチームプレイでクロージングという例をご紹介いただきましたが、ソリューション担当の小澤さんからみて、そういう流れはいかがですか?
一言で言うと、営業担当が瀬谷さんのような流れにしてくれると、とてもやりやすいです。
私に相談に来てくれる時点で、「お客様がどこに向かっていきたいのか」「お客さまのことがわかっていて、どういう提案にもっていきたいか」が見えていると、スムーズに話を進めることができます。


それは、瀬谷さんの方でも心掛けていらっしゃることなんですか。
そうですね。逆の立場になった時にその方が良いかなと思うので、意識はしています。
「ただ同行、お願いします!」だけで相談にこられるのは好きじゃなくて(笑)もし私が小澤さんの立場だったら、そうだと困ってしまうので。


詳細がわからないとどうサポートするかも決められないですもんね。
何をどうしたいか、が自分の中で見えていることが前提で、そのうえで「アドバイスをください」「これの検証をお願いします」というコミュニケーションになるかなと。
そのうえで「これは違うね。」「じゃあどんなやり方がありますか?」みたいな違う提案につなげる広がりもありますし。そこが大事だと考えています。


ベースがしっかりあって、周りの力でご提案がプラスオンされていく、というイメージですね。
私達のチームは割と中堅以上が多く、新人じゃないので、相談する時は自分なりの形をつくってから、という辺りはみんな意識できているかなと。


その辺が、所長がおっしゃる「一人一人が強い個」につながるんですね。
ちなみに、中堅の方が多いチーム、とのことですが、正直なところ、若手社員は欲しいですか?
欲しいですね。


若い力に盛り上げてもらえると、営業所としても勢いがつきますもんね。
数がいればいいということでもないんでしょうが、若い人にやりがいを感じながら、仕事を進めてもらいたいと思います。うちの営業所は安田所長や小澤さん他相談しやすいメンバーも揃っていて、成長する環境が整っていると思うんですよ。
そういう場所で若い人が経験を積むと、どこに行っても通用するようになると思うので。いい経験になるんじゃないかなと。


若手にとっても良い環境ということですね。
チームとしての一体感がモチベーション

では最後に、日々の仕事を頑張れる活力、モチベーションの源泉について教えてください。
プライベートの過ごし方ももちろんですが、私の場合は、むしろ職場でチームとしての一体感を感じられる瞬間がとても好きです。そこに次の仕事も頑張れる気持ちよさがあります。


仕事の入り口はソロが多い瀬谷さんにとって、チームの一体感を感じられた瞬間が喜びというか、一つ到達点なんですね。。
うちのメンバーは本当に頑張っていて、ちょうど全国単位で行われたキャンペーンで、茨城支社がNo.1になりまして、表彰されたのは牛久のメンバーでした。実際に笠井社長から表彰いただいたり、その後のお食事の機会などもあって、うれしかったですね。


それは誇らしい結果ですね。
そういうような、全員で結果を勝ち取るという経験ができると、また一位を目指したいねとなりますし、私個人としても、次も頑張ろうという活力になります。


関東地区のキャンペーンでは瀬谷さん個人としても表彰受けていらっしゃいましたよね?
私個人でも初めて今回のキャンペーンで賞をいただくことができたのですが、そういったものも、私以外の若手にどんどん挑戦してもらって、成長できる場にしてもらって、様々なチームのメンバーにスポットライトが当たる機会になればいいなと思いますね。


小澤さんからご覧になっていかがですか。
私も近くで見ていて、一丸となってそういったキャンペーンや社内の競争に臨んでいる姿は強いなと。メンバーのモチベーションにもなっていますし、その過程でチームが一体化してくるというのは感じました。


全国一位になるなんてすごいチームだと思いますが、何か秘訣はあるんですか?
今日は一貫して自立ということが言われてますが、とくに牛久は「自分たちでやれることを増やしていこう」というマインドがあります。
もちろん、基本的にはチームで動くんですが、全てにソリューション担当が同行してするのではなく、「ここまでは営業担当で解決できる分野」というように、個人でできることを増やしていこうという雰囲気がチーム全体にあります。


ポイントは自立なんですね。瀬谷さんもそういった意識はありますか
そうですね。
まあお話している通りエリア層のお客様だと、ちょっとしたトラブルで呼ばれたりもするんですが、設定周りのことでも自分で解決できて勉強になったなということもありますし、できないことは電話で小澤さんに助けていただいたりしながら身に着けて、次は自力で解決できるようになっていく、といったことは日々ありますね。


まさに強みの拡大ですね。
最初に安田も言った通り、営業としては“ソロ”で販売できるEDWソリューションを増やしていこうという取組もおこなっています。先ほど話題に出た、「証憑電子保存サービス」のデモなんかも、営業が各自でできるようにしようとチームで決めて、全員で覚えました。
RICOH Driveなんかもまず自分たちで使ってみて、その場でデモできるように、しっかり説明できるようになろうということを意識しています。実際そうやっていかないと、最新の機能からも知識がずれていってしまいますし。


営業所としてポリシーが一貫していますね。
営業たちが、自分たちで盛り上げて、自分たちで決断してやっているという印象がすごくあります。だからソリューションの私たちのところに来る相談も高度というか、常識的なラインは踏まえたうえで“小難しい”というと表現は悪いかもしれませんが(笑)、取り組みがいのある相談をもらうことが多いです。そういう流れが牛久はしっかりできていますね。


素晴らしい!素晴らしすぎるので、少し意地悪になってしまうかもしれませんが、複数の営業所を担当されている小澤さんからご覧になって、ここがもっと良くなれば、という点はありませんか?
うーん。。。。(しばらく悩む)
全員が瀬谷さんみたいになれば、もっと強くなるかもしれません!

牛久だけでなく、つくば営業部全体では、苦戦しているセールスもいます。レベルアップというか一人一人ができることを増やしていこうということは心がけていますので、キーマンである自分だけができればいい、ということでは不十分で、みんなができるようになるからこそ各種キャンペーン等での好結果も狙えるんだと思います。
そういう意味で、もう一段階上に行けるかなという想いはあります。


チームとしての成果が瀬谷さんのモチベーションということで、意外な角度から牛久営業所の強さを垣間見ることができたような気がします。
チームの躍進が一番のモチベーションです
すべてをボールに込めて強烈アタック

それでは小澤さんの活力となっているものはありますか?週5日を乗り切るために残り2日はこれ!みたいなものがあれば是非。
バレーボールをやっています!


頻度はどのくらいですか。
週に3回やってます。


2日どころじゃありませんでしたね。平日夜ですか?
はい。ボールにすべてのストレスを込めて打ち込んでます!
それによって持ち越さないというのがストレス解消の秘訣ですね。


切替はスムーズにできてますか?
まあ元々の性格もあるんだと思いますが、バレーが終われば結構ケロッとしちゃうタイプなんで。根がポジティブなんで「さあ次の日!」って感じですかね。あまり引きずりません。

小澤さんには本当に助けられています。EDWの販売とか、キャンペーンの好結果なども小澤さんのクイックレスポンスあればこそ、です。小澤さんなくして茨城支社の好結果なしです!

公私共に全力で取り組みます
若手へのメッセージ

では最後に、若い世代へのメッセージとキャッチコピーについて、お伺いします。
まずは、若手へのメッセージをお願いします。
そうですね...「先入観を捨てる」でしょうか。


シンプルですがとても伝わりやすいです。決めつけていても可能性は広がらないよと。
そうです。
例えば、「Speedocはこのお客さまには響かないだろう」と勝手に思ってしまってはお客さまにとっては機会損失です。お客さまは紹介されないと気づくことができない。
勝手に決めつけず、自分の固定概念を捨てて、お客さまと接することを意識してもらえれば、成長につながると思います。


ありがとうございます。小澤さんもお願いします。
「聞かないとわからない」ですね。
聞くことは恥ずかしいことではないので、気になることはうやむやにせず先輩に質問して欲しいです。


これもとても愛のあるメッセージですね。ありがとうございます。
では、最後に
キャッチコピーを考えていただけますでしょうか。
営業所全体のものでもいいですか。


もちろんです。
「EDW受注連続月数日本一の秘訣でもある脱アンコンシャス・バイアス(無意識バイアス)」というところでしょうか。
今、牛久営業所ではEDWの受注を毎月連続できていますが、挑戦を続けるという意味でも、やはり思い込みや遠慮にとらわれず、取り組んでいきたいと考えています。


素敵です!
以上でインタビュー終了です。本日はお時間いただきましてありがとうございました!
本日は貴重なお話をありがとうございました。
今回のインタビューを通じて、牛久営業所の自立した個人が集まり、各自がスキルを最大限に高めてチームプレイに昇華させているということがわかりました。