常にチャレンジ&リスペクト

「販売会社の皆様はパートナーでありお客様。 自分の子供のような年齢の方が立派に成長していく姿は我が事以上にうれしい」顔をほころばせる 伊藤 学が忘れない週末の"挑戦"とは?

公開日

秋田支社のSpeedoc拡販をリードする販売パートナーご担当の 伊藤学さん。豊富な経験からにじみ出る親しみやすいその笑顔は、相手を思わずリラックスさせてしまう魅力を持っています。 多様なパートナーの皆さんをサポートする際の心構えから、ベテランの伊藤さんが週末は「若手」に変貌する大いなる挑戦まで、結果を生みだす伊藤さんが大事にしていることを教えていただきました。

秋田支社の“千両役者”

Speedoc

今回は秋田支社を代表する形で伊藤さんをご推薦いただきました。リーダーからは伊藤さんは千両役者だから、という声もありましたが。

いえいえ、そんなことはありません。

伊藤さん
Speedoc

どうぞリラックスしてください。それではまず、普段、実際にSpeedocをご提案・ご販売いただいて製品に対する印象などを教えてください。

Speedocは製品としてもかなり長い間歴史があって、自分としても馴染みがありますので、非常にPRがしやすい製品だなと感じています。

伊藤さん
Speedoc

どういう点がお客様の課題やお悩み事を解決するのに役立っていますか?

やはりOCR機能を使った電子化などは、お客様の業種を問わずお役に立つものですので、お客様受けしやすい、ということもありますし、実際活用いただいているという実感もあります。

伊藤さん
Speedoc

お客様のお悩みは色々だと思うんですけれども、その中でSpeedoc以外でも、伊藤さんが解決を得意としていらっしゃるお客様の課題などはありますか?

お客様の関心が高い項目でいえば、「経費削減」があります。ただ単純にお値段を下げるとかではなくて、お仕事の効率を、生産性を上げていただいて、結果的に経費削減につながるという点は意識して普段から提案するようにしています。

伊藤さん
Speedoc

そうするとその文脈の中に、「Speedocを使って、(文書を)デジタル化をして、紙を減らして」みたいなことも含まれてくるわけですね。

そうなりますね。

伊藤さん

お客様とコスト削減に一緒に取り組まれるご提案が多いという伊藤さん

Speedoc

今回、全国の、特に若手のリコーの営業さんなど参考にするためにご覧になるかと思うんですが

それはちょっと照れますね。

伊藤さん

ちょっと照れている伊藤さん

Speedoc

リコージャパンに入られてからのご経歴など教えていただけますか?

私は中途入社でして、社歴でいうと、28年目になります。

伊藤さん
Speedoc

どういったところをご担当されてこられたんでしょうか?

入社して6年間はダイレクトセールス、今でいうエリアセールスを担当しておりまして、秋田の県南地区を回っていました。7年目からは、BPセールスになりまして、BPになってもう23年という形になりますので、BPが長いですね。

伊藤さん
Speedoc

ということは、秋田県内の販売パートナーさんとはもう通じ合っていらっしゃる、という感じでしょうか?

まあそういう形が一番いいんでしょうが、長いので、お知り合いの方は増えたかなと思います。

伊藤さん

改めてご自身のキャリアパスを振り返っていただきました。

Speedoc

販売パートナーの皆様にSpeedocであれ、新製品であれ、新たにご紹介される際に気をつけていらっしゃることはありますか?

定番ではありますけど、まずは勉強会でしょうか。やらせていただくときには、こちらからの一方的な提案ではなくて、「こういうことをやってみたい」「よし、それやりましょう」とお互いがなった時に仕掛ける、というようなことを注意してます。

伊藤さん
Speedoc

なるほど。

やはり、話をした後に動いてもらわないと意味がないので、翌日にコールデーですとか、そういったものを企画してですね。実際にお客様にご提案いただくところまでフォローするということを心掛けています。

伊藤さん
Speedoc

学ぶだけでなくて、動けるところまでサポートされるということですね。

「動いてくれるところまで」力強くこだわりを教えてくださいました

Speedoc

普段、販売パートナー様とお仕事をされていて、打てば響く感じで動いていただけるものですか?逆になかなか伊藤さんの想いが伝わらないようなケースもありますか?

もう、それはパートナー様によって全く異なります。すぐに動いてくれるところもありますし、何を言ってもなかなか…というところもありますね。

伊藤さん
Speedoc

例えば勉強会の講師をされる、という場合に具体的に気を付けていらっしゃることなどありますか?

パートナーのセールスの方の中でも、知識やスキルには差がありますので、本当に初歩の段階から何度も繰り返しお伝えするようにしています。

伊藤さん
Speedoc

BPのお仕事で言えば、もちろん数字が上がることが一番だと思いますが、こういう結果が出るのがうれしい、というトピックはあったりしますか?

勉強会の結果、受注に至ればもちろんうれしいんですが、そこに至るまでのプロセスって言うんですかね、過程の部分で一生懸命動いてくれたっていうのがわかると、うれしいですね。

伊藤さん
Speedoc

あの~、子育てではないですが、「手のかかる子ほどかわいい」みたいなこともあるかと。実際にそういうご経験もありますか?

最初は目をキラキラさせて話を聞いてくれるんですけど、なかなかうまくいかなくて、フォローして、フォローしてやっと、みたいなこともありますね。うれしいですよ、やっぱり。

伊藤さん

若いセールスさんのことを語る伊藤さんは本当に嬉しそう。

Speedoc

それでは、これまでで一番うまくいったな!というケースがあれば教えていただけますか?

はい。これは私が担当させていただいている販売パートナーの若いセールスの方なんですが、昨年の12月にIMC(複合機)を入れていただいていて、そこに後付けでEDW版のSpeedocが決まったという事例になります。

伊藤さん
Speedoc

SIOSとしては、もうここまで聞いただけでうれしいです!

その方はコミュニケーションスキルが高くて、お客様の懐に飛び込むのがとても上手な方だったんですね。

伊藤さん
Speedoc

はい。

きっかけは、お客様の事務のご担当の方とお話されて、「今は標準スキャンを使っているのだが、スキャンした後にファイル名を直したり、フォルダに保存し直したりするのが、量も多くて、毎回面倒で仕方ない」と。

伊藤さん
Speedoc

よくあるお悩みですね。

それで結局どのファイルなのかはもう一回開けてみないとわからなくて、本当に探すのにも手間がかかっているので、何とかならないかと相談を受けたらしいんですね。

伊藤さん
Speedoc

なるほど。

そこで、(伊藤さんに)ご相談があったので、IMCで標準スキャンでもファイル名をつけるのはできなくはないんですが、この「Speedoc」を使うと、もっと便利にできますよということで。単語帳のお話をして、フォルダ保存もダイレクトにできて仕分けの手間が減るという内容を、その担当の方からお客様にさせていただいたら、それがかなりお客様にもご評価いただいたんです。

伊藤さん
Speedoc

ナイスセールスですね。

その2点がポイントになって、ほぼ即決みたいな形で決まり、実際に導入していただいたという事例になります。

伊藤さん
Speedoc

まずは、パートナーのセールスの方が、お客様の具体的なお困りごとを聞き出す関係性ができていたということが素晴らしいですね。

そうですね。

伊藤さん
Speedoc

そして、その段階で、伊藤さんにいいタイミングでご相談があって、それならば、というベストのアドバイスができたということですね。

はい、そう言えると思います。

伊藤さん
Speedoc

素晴らしい事例をありがとうございます。ちなみにそのセールスの方はその後も好成績を上げられているんでしょうか?

はい、今、「EDW(の積極的な販売)を」ということで、他にも色々な製品がありますので、こういった形での丁寧なヒアリングからの後付けでのご提案という形をこの方に限らず展開いただいていますね。

伊藤さん

素晴らしい事例をご紹介いただいた伊藤さんも本当にうれしそうです。

Speedoc

それでは、伊藤さんがお仕事をされるうえで、一番大事にしていらっしゃることを教えていただけますか?

販売パートナーのセールスの方は、文字通りBP,ベストパートナーなんですけれども、「お客様」である、と私はとらえています。販売パートナー様もその先のお客様も、同じ「お客様」ということで接するようにしています。

伊藤さん
Speedoc

具体的に言うと、どのように接していらっしゃいますか?

パートナーのセールスの方とお話しする時は、常に敬語ですね。もちろん自分の子供のような年齢の方もいらっしゃいますし、(年齢が)上の方もいらっしゃいますが、自分の中で、そこだけは徹底して、崩さないようにしています。

伊藤さん
Speedoc

なるほど。そこは距離を置くための一線ではなくて、パートナー様へのリスペクトを忘れないという意味で、ということですね。

そうですね。

伊藤さん

常にパートナーの皆様へのリスペクトは忘れないことを大事にされています。

Speedoc

でも、伊藤さんからそんなに丁寧に接していただいたら、若いお相手の方は恐縮されちゃう方もいらっしゃるんじゃないですか?

若いセールスの新人の方なんかは、「なんでこんな自分の親のような人に」と感じたりするかもしれませんが、そこはやっぱりリコーの商品を、他にもいろんな商品が数多ある中で、選んで販売してくださっているというところを、リスペクトしていますので。

伊藤さん
Speedoc

伊藤さんがそうやって敬意をもって接していらっしゃることが、伝わってるなと実感されることはありますか?

うーん、そういう接し方をしていると、まあ同行したりすると色々な話をしてくれますね。もちろん仕事の話もプライベートのお話もですね。そうやって関係ができていきますので、やりつづけていこうかなと。

伊藤さん

きっと若いセールスの方にとっても、伊藤さんは頼れるご相談相手だと思います。

Speedoc

リスペクトをベースに信頼関係を築いていらっしゃるのがよくわかりました。それではお仕事を進めていく中で、販売パートナー様に課題を感じることもあるのではないかと思います。伊藤さんがここを解決してあげたいなと感じておられるポイントなどありますか?

そうですねぇ・・・(かなり考え込む) 販売パートナーの営業の方の中には平均年齢が高い方も多いのですが、今は新しい製品も増えていますし、DXみたいな話もでてきています。その辺はやっぱり単独ではお客様に伝えきれない部分があると思いますので、今のお客様にあったご提案の支援をしていきたいと考えています。

伊藤さん
Speedoc

うーん、なるほど。

まあもちろん私だけで対応できるわけではないので、社内の色々な力を借りて、お客様にベストのご提案をできればと考えていますね。

伊藤さん
Speedoc

そうですよね、年齢の高い方だと「わからない」とは言いにくくて、ご提案に及び腰になることも考えられますよね。

そういう時に、そっと手を差し伸べてあげられるのが自分たちの役割かと思います。

伊藤さん

販売パートナーへのフォローの労を惜しまない伊藤さんの優しさが滲みでます

Speedoc

それでは経験豊かな伊藤さんのSpeedocご提案の様子を動画でどうぞ!

Speedoc

いかがでしたか?ご提案の再現は?

いやあもうちょっと気の利いたことが言えればよかったんですけど。

伊藤さん

無理なお願いをして、申し訳ありません!

Speedoc

それでは最後に、伊藤さんが日々のお仕事を頑張るパワーの源があれば、是非教えてください。

私はですね、今「500歳野球」というものに挑戦しておりまして。50歳以上にならないと参加できない野球なんです。

伊藤さん
Speedoc

500歳ですか?

必ず出ている9人の年齢の合計が、500以上じゃないとダメというルールでして。

発祥が秋田で、今は全国大会もあります。

「500歳野球」のルールなどはこちらをご参照ください。

全県500歳野球大会 Wiki

伊藤さん
Speedoc

へぇ。。。

私、今53歳なんで、今4シーズン目になりますね。

伊藤さん
Speedoc

じゃあまだまだ若手ですね。

はい。ただ、これが非常に面白くて。

伊藤さん

500歳野球のお話に思わず力が入る伊藤さん

気分転換にもなりますし、次の仕事への活力にもなってますね。

伊藤さん
Speedoc

年齢が上の方はどのくらいから?

上だと80代の方もいらっしゃるんです。

伊藤さん
Speedoc

80代?!

年齢の高い方が一人いると、他で若い選手が出られるんで。その辺が面白いルールなんです。

伊藤さん

まさか80代の現役野球選手がいらっしゃるとは!

Speedoc

ちなみに伊藤さんのポジションは?

サードか、ファーストですね。

伊藤さん
Speedoc

ということは強肩でいらっしゃる?

いやあ、強肩ではないかなぁ

伊藤さん
Speedoc

四番?

去年までは、クリーンナップを任されていましたが、今年は若い人が、たくさん入ったので、試合に出るために必死です。

伊藤さん
Speedoc

練習はどのくらいされるものなんですか?

基本は週末、土日の夕方16時~18時まで練習です。

伊藤さん
Speedoc

その年齢層からすると、準備運動は念入りに?

そうですね、ケガしちゃうと大変なことになるんで。

伊藤さん
Speedoc

1チームにはどのくらいの人数がいらっしゃるんですか?

ウチは多くて、40人くらいはいますね。

伊藤さん
Speedoc

40人もいたら、なかなか試合に出られない人もいるんじゃないですか?

いや、そこが、一回引っ込んでもまた出られる、というルールなので、交代交代で出て、ちょうどいいんです。

伊藤さん
Speedoc

なるほど。

週末になると「若手」に変われる「500歳野球」が伊藤さんのパワーの源でした

Speedoc

先ほどおっしゃられた、「大会」はどんなスケジュールになるんですか?

全県大会が年に1回、そこでベスト8まで勝ち上がると、翌年の全国大会にでられます。

伊藤さん
Speedoc

でも、秋田だと冬は大変ですよね?

シーズンは4月から10月までですね。

伊藤さん
Speedoc

大会はいつ頃?

全県大会が9月です。

伊藤さん
Speedoc

では、シーズンの集大成が全県大会になるわけですね。

そういうことです。

伊藤さん
Speedoc

本当だったら、練習の後は、みんなで一杯!といきたいところですよね?

まあ、今はこういう状況なので行けませんが、それでも練習後に家に帰って飲むビールは格別ですね。

伊藤さん
Speedoc

500歳野球での目標を教えてください。

うちのチームはまだ、全県大会を勝ち抜いて、全国大会に行ったことがないので、そこが目標ですね。

伊藤さん
Speedoc

主力としては、チームを導いていきたい!という想いですか?

いやあ、去年は怪我したりしてですね。体重が最近は増えてきちゃって、ケガも多くなってきてるので、気をつけながら挑戦して行きたいと思います。

伊藤さん

勝つだけではない野球の楽しみを「500歳野球」で存分に味わっていいらっしゃるのが伝わります。

Speedoc

では、週末の「500歳野球」への挑戦が、伊藤さんのパワーの源ということですね。

そうなりますね。

伊藤さん
Speedoc

それでは、最後に、伊藤さんご自身のキャッチコピーをつけていただければと思います。今日うかがったお話の中では、パートナー様へのリスペクトと、500歳野球に若手として挑戦されているお話がとても印象的でしたので、「常にチャレンジ&リスペクト」でいかがでしょうか?

それでいきましょう。

伊藤さん
Speedoc

ありがとうございました。

日々のひとつひとつの取組をとても大事にされているお仕事ぶりが伝わるインタビューでした。

優しい笑顔でパートナー様へのリスペクトを語る伊藤さんと、嬉しそうに若手として挑む500歳野球を紹介してくれた伊藤さん。どちらもエネルギーにあふれていました。決して口数多くは語らないものの、信念をもった秋田人の仕事っぷりを感じたインタビューでした。そんな伊藤さんの貫禄十分のご提案はこちらの動画で!

インタビュー一覧

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